今、毎日のように報道される家族間の悲惨な事件の数々・・・。
子どもたちのいじめや自殺・・・。
そんな事件が少しでも減るように、子どもたちを取り巻く環境を創っている大人の一人として、
また、菓子屋として何かできることはないだろうか。
そんな想いから「夢ケーキ」というプロジェクトがスタートしました。
夢ケーキとは、大切な人と一緒に夢を語り絵に描き、それを実際にケーキにするイベントです。
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ご家族で、カップルで、職場で、学校で、大切な人と夢を語り合おう!
夢を持つこと、語ることが
自分の夢を勇気を出して話してみよう。
そして、周りの人の夢を聴いてみよう。
夢を叶えるための最初のステップ!!夢がわからなければ、今がんばっていることや好きなことでもOK!
それもわからない人は、今思っている不安や悩みを話してみよう。
ずっと謝りたくても言えなかった「ごめんね」も言ってみよう。 -
自分の夢が実現したときのことをイメージして絵に描こう!
イメージすればするほど夢は現実に近づく!!
頭でイメージしたことを絵にすることで、もっと具体的に
イメージしてみよう。 -
大切な人と一緒に、マジパン(アーモンドのペースト)を使って
デコレーションをしよう。
(製作時間約60分~90分)
はじめてでわからない人も大丈夫!
Shimizuのパティシエたちがお手伝いします。※ケーキの土台(スポンジケーキ+クリーム)はあらかじめ用意します。
夢ケーキ完成後は、みんなで夢を発表しよう!
自分の夢も大切だけど友達の夢も同じくらい大切にしよう!! -
夢ケーキを食べながら、夢について話し合おう。
大切な人へ日頃の感謝を伝えてみよう!
大切な人との素敵なだんらんの時間をお過ごしください。
先日夢ケーキに娘と一緒に参加させてもらった者です。
恥ずかしながら私は、ただでケーキがもらえるイベント(※1)と聞いて参加しました。しかし、この夢ケーキに初めて参加させていただき、母としても色々と考えさせられました。また親子で今までのことやこれからのことを深く考えさせられる機会になり、その反省と感謝をお伝えしたいと筆をとりました。
応募用紙をお店から持ち帰り、家で娘に夢の絵を描くように言いましたが、娘は全く描く気がなく数日が過ぎたとき、娘からこう言われました。
「お母さんはケーキがタダじゃないと、私の夢も聞いてくれないの?」
私は最初娘が何を言っているのか見当もつかずにおりましたが、振り返ってみると、今まで娘の夢など聞き出そうとしたこともありませんでしたし、親子でそんな会話すらしたことがありませんでした。そう思うと情けない気持ちと娘に対する申し訳ない気持ちでいっぱいになり、自然と涙が溢れ出てきました。
と言いますのも、実は私の娘は生まれつき足に障害があり、普段の生活も誰かの手を借りているような状態ですので、夢というものを持たせるのもかわいそうなんじゃないかと親ながら勝手に思い込んでおりました。
~中略~
(※1) 現在は、参加費をいただいております。
娘が夢を私に話してくれました。はじめて聞きました。
「水泳の選手になってオリンピックに出たい」と。私としましては、足の悪い娘がそんなことは無理ではないかという考えが真っ先に浮かびましたが、あまりにも嬉しそうに夢を語る娘を見て、ただただ応援したい。頑張ってほしい。そう願うばかりでした。
~中略~
菓匠Shimizuの皆様、この度は私たち親子にこんなにも素晴らしい人生初の時間を提供してくださりありがとうございました。みなさんの作るお菓子が美味しい理由が少しわかったような気がしております。皆さんの夢ケーキに込める想いもさることながら普段のお仕事への情熱を感じ、敬意を表すと共に感謝をいたします。娘の夢も皆様の夢もどうか叶いますように。お体に気を付けてこれからも多くの人に夢を与えてください。ありがとうございました。
後日談
この親子お二人が後日お店を訪ねてくださったときのことです。娘さんはスイミングスクールに通い始めたと嬉しそうに報告にきてくださいました。お母様も、娘さんがオリンピック選手になるかどうかは別として、目標をみつけてがんばることができる日々こそがまさに夢のようだと語ってくださいました。
きっとこのような親子やご家族がたくさんいてくださると信じ、私たちは今日もお菓子創りに精進いたします。
夢ケーキの可能性、素晴らしさを実感させていただくことのできたエピソードでした。
- ゆあ:サッカー選手です
- ゆあ:
なでしこジャパン!(笑)
- ママ:
なでしこジャパン!(笑)
- ママ:
今はお休みしちゃってるけど、いつかまたはじめたいなぁって。
- ゆあ:
また入ってやりたい!
- ―普段夢についてご家族で話すことはありますか?
- ママ:
いつも娘から聴いていました。
家族でしょっちゅうサッカーの話したり、試合も見に行くのですが。 - ゆあ:
Jリーグいっぱい見に行くよ!
- ママ:
将来娘が日本代表で活躍してくれれば・・・なんて、夢ですね!
- ゆあ:
(笑)うん
- ―今回のイベントの感想を聞かせてください。
- ゆあ:
上手にできたよ!真ん中のサッカーボールが!
- ママ:
思いのほかちょっと難しかったところもあったんですが、子供と一緒に楽しくできたことが思い出になってよかったです。
- ふみ:飼育員さん!ネズミが好き!
- ママ:
ネズミとウサギが飼いたいらしいんです(笑)
- ―お母さんの夢はなんですか?
- ママ:
第二子が無事生まれますように。
- ―楽しみですね。お母さんはふみちゃんの夢を知ってましたか?
- ママ:
動物園の飼育員さんになりたいのは初耳だったのでちょっとビックリしました。
- ―お子さんと夢について話してみていかがでしたか?
- ママ:
はじめて娘と『夢』について話しました。はじめてイメージできたんじゃないかな。大きくなったら何になるっていうことが。いい機会になりました。
- ―イベントに参加してみていかがでしたか?
- ママ:
イベントでみんなの夢を聞けたのがすごく良かったです。友だちの何になりたいっていう夢を聞いて、娘の夢はコロコロ変わっていました(笑)。いい影響を受けたと思います。
夢・・・信じること、挑戦すること、あきらめないこと、ワクワクすること、応援すること。
ただ一人だけの努力だけでは叶わないことも、
誰かのことを想い誰かと一緒に向かうのであれば、夢は現実に近づきます。
大切なことは、自分だけではなく周りの人のことも応援してあげること。
誰のために、何のためにその夢を叶えていくのか。
この機会に、「夢」について考えてみませんか。
・小学校の学級レクレーション
・中学校キャリア教育学習の一環として
・養護学校課外実習
・地域子供会レクレーション
・敬老会お楽しみ会
・児童保護施設
・就労支援福祉施設
・被災地
・教職員研修
・行政職員研修
・企業幹部(新人)研修
他